素敵なあなたに 2019年2月号 No.424
大切なあの方へまごころをこめて
2月14日は聖バレンタインデー。甘いチョコレートと温かく香り高いコーヒーは、寒い季節にぴったりの組み合わせです。チョコの風味を引き立てるコーヒーやちょっと気の利いたバレンタインギフトなら、キョーワズ珈琲におまかせください。
Take A Coffee Break
コーヒータイムへようこそ〜vol.8
メキシコ
今回は中米メキシコのコーヒータイムをのぞいてみます。メキシコはカカオの名産地であり、チョコレート発祥の地としても知られています。
▶︎ぽかぽか暖まる一杯
メキシコは、世界11位の生産量を誇るコーヒー生産国です。18世紀後半にスペイン人によってコーヒーの木が移植されたのが始まりとされ、グアテマラとの国境に近い南部を中心に高品質のコーヒーも栽培されています。他のコーヒー生産国と同様、質の良いコーヒーは輸出用で、一般の人が味わうことはあまりありませんでした。しかし、近年は国内でもコーヒーに対する意識が高まり、カフェやレストランでは欧米スタイルでおいしいコーヒーを楽しめます。 一方、スペイン統治時代から伝わるメキシコならではのコーヒーの飲み方が、コーヒーをシナモン、黒砂糖と一緒に煮出す「カフェ・デ・オジャ」です。スペイン語で『ポットコーヒー』という意味があり、本来は陶製のポットで作ります。陶器や黒砂糖の産地によって味わいが異なるといわれ、体が暖まることから寒い地域でよく飲まれています。自宅で作る場合、2杯分でコーヒー(粉)スプーン2杯、黒砂糖30〜40グラム、水200ミリリットル、シナモンパウダー小さじ少々が目安です。ただし、あまり甘くしたくない場合は黒砂糖の量を調節してください。まず、鍋にシナモンパウダー、黒砂糖、水を入れ、沸騰させて黒砂糖をしっかり溶かします。砂糖は黒砂糖が基本ですが、上白糖、ざらめ、はちみつ、シロップなどを使うこともあるようです。黒砂糖が完全に溶けたらコーヒーを加え、5〜6分煮出せばでき上がり。漉し器で漉しながらカップに注いで、シナモンスティックを添えると本格的です。シナモンスティックがない場合は、カップに注いでからシナモンパウダーをひと振りすると、いっそう香りが楽しめます。メキシコ伝統の甘く香り高いコーヒーで、暖まりましょう!
カラフルな陶器で味わえば気分はメキシカン
今月の一押し
いま注目を集める至福の味わい
2月限定販売〜エチオピア ゲシャ
「ゲイシャ種」は、世界中のコーヒー通の注目を集める品種です。その発祥地とされるエチオピアゲシャ村より、高品質のコーヒーを厳選して皆様にお届けします。グレープフルーツのような心地よい酸味、果実感豊かな風味、繊細でありながらしっかりとした濃さを持ち、長く続く後味の余韻が魅力です。ぜひこの機会にご賞味ください。
●オンラインショップ
〈エチオピア〉ゲシャ
100g/税込4,320円