素敵なあなたに 2019年12月号 No.434
忙中“コーヒータイム”あり
師走の声を聞くと、何となく慌ただしい気持ちになってしまいます。でも、忙しい時ほど、ほっと一息つける時間は大切にしたいですね。お気に入りのコーヒーの豊かな香りで、前のめりになりがちな気持ちをリセットして、令和元年を笑顔で締めくくりましょう。
Take A Coffee Break
コーヒータイムへようこそ〜vol.12
デンマーク
今月はデンマークのコーヒータイムをのぞいてみましょう。有数のコーヒー好きとして知られるこの国は、国連の「World Happiness Report」で毎年トップ3にランキングされるなど、世界有数の「幸せな国」でもあります。
▶︎寛いだ時間を楽しむ
デンマークが幸せな国といわれる理由のひとつに、デンマーク語で「ヒュッゲ(Hygge)」と呼ばれる考え方があります。ヒュッゲには、人と人がふれあえる、温かく居心地の良い雰囲気という意味があり、生活の中でほっと一息つく時間をとても大切にしています。こうしたヒュッゲの考え方は、数年前から世界的な注目を集め、デンマークのライフスタイルを紹介する書籍なども発刊されています。
このヒュッゲと切っても切れない関係にあるのがコーヒーです。1日に3〜4杯は標準的、5〜6杯飲む人も珍しくないというデンマークでは、人々はコーヒーを飲みながらおしゃべりを楽しみ、リラックスした時間を過ごします。コーヒーを飲む目的が、「人と会うため」という人も多く、コーヒーは親密なコミュニケーションに欠かせない飲み物でもあります。一般にヨーロッパでは深炒りのコーヒーが好まれる傾向にありますが、デンマークを始めとする北欧では「ノルディックロースト」と呼ばれる浅炒りのコーヒーが主流です。一般市民だけでなく、カフェのバリスタ達の多くがすすめるのも、この浅炒りのコーヒーです。ノルディックローストは、コーヒーチェリーの持つ果実味を楽しむことができ、すっきりとした口当たりが特長です。1日に何杯もコーヒーを飲むデンマークの人は、この浅炒りのコーヒーをブラックで楽しむ人が多いそうです。また、北欧のコーヒータイムでは、スイーツを楽しむことが多いのに対して、デンマークで一般的なコーヒーのお供はパン。甘く濃厚な風味のスイーツよりも、軽い味わいのパンのほうが浅炒りのコーヒーと相性が良いようです。
コーヒーとパンを組み合わせるのがデンマーク式
今月の一押し
味わいもパッケージも一新
期間限定〜2019クリスマスブレンド
ブラジル、インドネシアなどの良質のコーヒー豆を使い、キョーワズ珈琲の洗練された焙煎技術で仕上げました。クリスマス気分を盛り上げる、楽しいパッケージで皆様にお届けします。ほどよいコク、後口に広がるやわらかな苦味とほのかな甘味を、この機会にぜひお楽しみください。
●オンラインショップ
【レギュラーコーヒー】
期間&数量限定 クリスマスブレンド
150g/864円(税込)