素敵なあなたに 2019年11月号 No.433
きょうのコーヒータイムは?
大手流通関連のアンケートによると、「ケーキと一緒に飲む飲み物は?」という問いに7割超がコーヒーと回答。コーヒーは「甘い洋菓子」、「スナック類」で1位、「和菓子」でも2位で、ジャンルを問わずお菓子とかなり好相性のようです。
Take A Coffee Break
コーヒータイムへようこそ〜vol.11
フランス
全5回でお送りしました「タンザニア・ルカニ通信」はいかがでしたでしょうか?今回からは世界のコーヒータイムシリーズが再スタート。今月はスイーツの本場でもあるフランスにスポットを当てます。
▶︎エスプレッソが定着
フランスのコーヒーというと、「カフェ・オ・レ」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。朝食は、大きなボウルに入ったカフェ・オ・レに、クロワッサンを浸しながら食べるというイメージがあります。しかし、朝食にコーヒーを飲むようになったのは実は19世紀のこと。それまでは、家庭の飲み物といえばワインが主流で、朝から飲んでいたといわれています。産業の成長に伴い、こうした風習を改めるべく目覚め効果が期待できるコーヒーが朝食に取り入れられてカフェ・オ・レが普及し、子どもまでが飲むようになったそうです。
ドリップコーヒーにホットミルクを入れたカフェ・オ・レは、現代でも広く飲まれていますが、実はカフェのメニューにはあまり記載されていません。よく似たメニューとして蒸気で泡立てたミルクを加えた「カフェ・クレーム」というメニューが主流となっています。これは、手頃な価格のエスプレッソマシンが普及して、エスプレッソを出すカフェが増えた影響といわれています。最近はコーヒーもエスプレッソを使う店が増えて、カフェ・ラテとの違いがほとんどなくなってきました。さらに、パリなどの都心部では家庭でもエスプレッソマシンを使う人が増えて、エスプレッソが定着しています。フランスでは、昼食後に濃いめのコーヒーを飲んで、食後の眠気を覚まし、午後の仕事への英気を養うという風習があり、最近はこうした場面でもエスプレッソが主流。ちなみに、フランスでは仕事中にコーヒーを飲むという習慣はなく、コーヒーはあくまでリラックスタイムの飲み物です。スイーツが充実した国だけに、午後のコーヒータイムはさぞかし充実しているのでしょうね。
コーヒーとミルクは1対1がフランス流
今月の一押し
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