素敵なあなたに 2019年7月号 No.429
星に願いを
最近、いつ夜空を眺めましたか?7月7日は七夕。銀河を舞台にした織姫と彦星の恋物語に想いをはせるもよし、童心に帰って短冊に願いを託すもよし。慌ただしく過ぎる毎日の中、心いやされるロマンチックな時間を大事にしたいものです。
新企画! 輝く山に抱かれて
タンザニア・ルカニ村通信 〜vol.2
キョーワズ珈琲が支援するフレンドシップコーヒーの産地、タンザニア・ルカニ村の自然や暮らし、コーヒー栽培について、京都大学農学研究科の辻村英之教授がレポートします。
▶︎友情が育てた香味と品質
コーヒーの味と香りのよさを評価するのがコーヒー鑑定士です。鑑定士が80点以上の点数をつけると、香味が特別に上質な「スペシャルティー」コーヒーと呼ぶことができます。その一方で、5年ほど前からブームと言われながらも、日本ではなかなか拡がらない「サードウェーブ」コーヒーは鑑定士の評価に依存せず、消費者が自らの味覚・嗅覚に基づいて見いだす“オレ流”のコーヒーであり、その限定感を楽しむものであったはずです。しかし、いつの間にか「スペシャルティー」と混同され、高いお金を支払わないと飲めない鑑定士おすすめのコーヒーと化してしまったことは残念です。私たちはもっと、多様な香味、品質を楽しむ力を持っているはずですから。 「タンザニアキリマンジャロルカニアラビカ」は、コーヒー鑑定士が点数づけを行っておりませんが、その香味、品質は「スペシャルティー」レベルにあるといわれています。ルカニ村に毎年滞在している私にとっては、深まっていく村民たちとの友情(フレンドシップ)の味を楽しむことができる「サードウェーブ」コーヒーであり、毎日の生活に欠かせないものです。キョーワズ珈琲が「フレンドシップ」コーヒーと位置づけている理由はここにあります。 本年も9月6日(金)~14日(土)に、「生産者と消費者を結ぶコーヒー・スタディツアー・産地訪問の旅」が開催されます。ルカニ村に4泊滞在し、私が強く惹かれた村民たちの暖かさ、素朴さ、真摯さ、快活さに触れていただける貴重な機会です。村民との友情が育まれれば、「ルカニアラビカ」コーヒーのおいしさが、きっとより引き立つことになるでしょう。
▶スタディツアー連絡先(マイチケット:06-4869-3444)
辻村英之(京都大学農学研究科・農業食料組織経営学教授)
コーヒースタディツアー:コーヒー畑で生産者と交流
今月のオススメ
今年も登場!夏限定の爽やかなおいしさ
ティースポットダージリンティー・セイロンティー
「ダージリンティー」は、“紅茶のシャンパン”と称されるダージリン紅茶を贅沢に使い、独自の製法で抽出。香り高いおいしさを、ぜひストレートでご賞味ください 「セイロンティー」はセイロン紅茶のディンブラを贅沢に使用。適度な渋みとコクのある味わいを、ぜひミルクティーやレモンティーとしてご賞味ください。
●オンラインショップ
【夏季限定】ダージリンティー
1本(1リットル)/540円(税込)
●オンラインショップ
【夏季限定 お得なまとめ買い】
ダージリンティー 6本セット
6本セット(各1リットル)/2,484円(税込)
●オンラインショップ
【夏季限定】セイロンティー
1本(1リットル)/486円(税込)
●オンラインショップ
【夏季限定 お得なまとめ買い】
セイロンティー 6本セット
6本セット(各1リットル)/2,268円(税込)