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コーヒー豆知識About Coffee

コーヒー豆知識

素敵なあなたに 2018年6月号 No.416

家時間を楽しみましょう

外出がおっくうになる雨の日は、家で過ごすのがおすすめ。普段は忙しくてなかなか読めない本や見られない映画などを堪能してみませんか。楽しい時間のお供には、集中力を高める効果とリラックス効果があるコーヒーをお忘れなく。

Take A Coffee Break

コーヒータイムへようこそ〜vol.1
エチオピア

コーヒーの飲み方は、国や地域によってさまざま。今月から始まるこのコーナーでは、個性豊かな世界のコーヒーの楽しみ方をご紹介します。栄えある第一回目は、コーヒー発祥の地・エチオピアのコーヒータイムをのぞいてみましょう。

▶︎昔ながらの方法で淹れる

エチオピアのコーヒーは栽培方法によって、森林に自生する野生のフォレストコーヒー、野生の木を農家が手入れしたセミフォレストコーヒー、農家が所有する小さな畑で栽培したガーデンコーヒー、農園で栽培するプランテーションコーヒーの4種類に分類されています。このうち、国全体の生産量の約50%を占めているのが、ガーデンコーヒーです。南西部や南東部ではほとんどの家の畑にコーヒーの木があり、朝・昼・晩と1日に3回はコーヒーを楽しみます。都市部には現代的なコーヒーショップがありますが、家庭では今も昔ながらの方法でコーヒーを淹れて、多くの人はたっぷりの砂糖を加えて飲みます。地域によっては、塩やバターを加える飲み方も一般的です。 来客があるとコーヒーを飲みながら語り合う「カリオモン(Kariomon)」と呼ばれるコーヒーセレモニーを催すこともあります。米を研ぐようにして丁寧に洗った生豆を、真っ黒になるまでフライパンで深炒りにするのがエチオピア流。粉状になったコーヒーを「ジャバナ」と呼ばれるポットでぐつぐつと煮出し、粉を沈殿させた後、淹れたてのコーヒーを小さなカップに入れてふるまいます。セレモニーは、部屋に飾り付けをしてお香を焚くところから始まり、煎った豆の香りを出席者全員で楽しんだり、お菓子を食べたりして、2時間以上かけることもあります。また、コーヒー発祥の地らしく、野生のコーヒーの木の葉を使ったお茶も飲まれています。近年では、このコーヒー茶の成分が健康に良いとされ、他の国や地域でも飲まれるようになっているそうです。


写真:伝統的なコーヒーポット「ジャバナ」

 


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エチオピア モカ G2グレード
100g/税込¥604


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カフェインレスコーヒー エチオピア
100g/税込¥615

今月の一押し

人気シリーズに新しい個性 指定農園ブレンド
香り華やか・コクまろやか

エルサルバドルマラカラロテAの豊かな香りに、ほどよいコクを加えた華やかな香りが自慢の「香り華やか」。そして、グアテマラエル・インヘルトウーノの豊かなコクに華やかな香りを加えたリッチな味わいが自慢の「コクまろやか」。個性が光る味わいを、どうぞお楽しみください。


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指定農園ブレンド 香り華やか
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【ブレンドコーヒー】
指定農園ブレンド コクまろやか
100g/税込¥648