【イエメン】モカマタリ・バニーマタルエリア
イエメンの中でもバニーマタル地方だけを厳選し、特長あるモカの味わいを皆さまにお届けしています。
【イエメン】モカマタリ・バニーマタルエリア
YEMEN / Mocha Mattari . Bani-Matar Area
● 原産国:イエメン
● 地 域:バニー・マタルエリア
● 品 種:モカ在来種
● 標 高:1,900~2,100m
● 特 長:1990年「国際花と緑の博覧会」で日本へ
●オンラインショップ | モカマタリ バニーマタル
コーヒーの母国、イエメン バニーマタル地
1628年、イエメンの港でオランダ商船が40袋のコーヒー豆を買いましたが、まだヨーロッパではコーヒーを飲む習慣がなかったため、この豆はペルシャ・インド方面に売られていったそうです。そこからそのコーヒーは各地へ広まり、現在栽培されているコーヒーの多くはもともとイエメンから運び出されたもので、つまりイエメンはコーヒーの母国というわけです。
そんなイエメン代表のコーヒーは「モカマタリ」。コーヒー発祥の原生種「モカ」と呼ぶ「冠」をつけるのはエチオピア産の「モカ」とイエメン産の「モカマタリ」があります。この「モカ」は輸出当時、イエメン共和国の紅海に面した西海岸の港町「モカ」から船積みして運ばれた事から由来していますが、今現在はこのモカ港からはコーヒーは輸出されていない状況です。
コーヒー発祥の地の味わい
バニーマタルとは、アラビア語で「雨の子孫たち」を意味します。モカコーヒーの生産は内陸の山岳地方の段々畑で行なわれており、その名の通り雨が多く霧が発生するこの地方では、コーヒー発祥の原生種に近い木で豆が栽培されています。コーヒーの木は原生種にも近いので、生み出される豆は金色の豆が入っていることから、この豆はゴールデンマタリともよばれ、原生種だけが持つ独特なモカ臭と野生味ある甘酸っぱさがあります。原生種だけが持つ、独特なモカ臭と野性味のある甘酸っぱさがひときわ印象的。素朴でありながら気品ある味わいが特長です。
また、「モカ」と「モカマタリ」は香りや味わいも全く違うものなので比べてみると面白いのではないでしょうか。 キョーワズコーヒーでは、1990年に「国際花と緑の博覧会」で日本に紹介されたこの豆に着目しました。かつてイエメンのモカ港で船積みされたことにちなむ“モカマタリ”のルーツにこだわり、バニーマタル地方産を厳選してお届けしています。