素敵なあなたに 2016年5月号 No.391
ゴールデンウィークのご予定は?
JTBの調査によると、今年のゴールデンウィークに旅行に出かける人は、海外が前年比2.8%増、国内が0.2%増でいずれも過去最高。旅行にかける費用は海外・国内ともに前年より少なくなって節約型とはいえ、旅行意欲は高いことがわかります。
今月のブックマーク 〜お母さんに感謝〜
5月の第2日曜日は「母の日」。日本ではカーネーションやプレゼントを贈って、感謝の思いを伝える日とされています。その起源には諸説がありますが、あるアメリカ人女性の母を思う気持ちから始まったというのが定説です。
▶︎最初は白いカーネーションだった?!
今から100年ほど前のことです。米ウエストバージニア州に住んでいたアンナ・ジャービスさんのお母さんが亡くなり、母親思いのアンナは追悼のために教会で白いカーネーションを配りました。1908年の5月の第2日曜日のことでした。アンナはその後も、母に感謝する日を祝日にするための運動を続け、1910年にはウエストバージニア州が5月の第2日曜を「母の日」に制定。4年後の1914年には、アメリカ全土で国民の祝日に制定されました。日本に伝わったのは大正の初めごろといわれています。もっとも、戦争の影響などもあって普及せず、公式に認められて一般の人たちの間に広がったのは、終戦後の1947年(昭和22年)のことです。
カーネーションは、十字架にかけられたキリストを思う聖母マリアの涙から生じたといわれています。母性愛を象徴する花で、5月の誕生花でもあります。アンナが教会で配った白いカーネーションは、彼女の母の好きな花でした。母の日の運動が広まるにつれ白いカーネーションは母の日のシンボルとなり、やがて母を亡くした人は白いカーネーション、母が存命の人は赤いカーネーションを、自分の胸につけるようになりました。日本でも当初はアメリカと同様でしたが、赤に統一され、現在ではさまざまな色のカーネーションが贈られています。キョーワズ珈琲では、厳選された豆を使った「母の日ブレンド」を数量限定でご用意しています。カーネーションに添えて、温かな感謝の思いを伝えてください。
写真:「母の日ブレンド(100g)」702円(税込)
ニュース・カフェ
〜シングルオリジン〜
最近、こだわりのコーヒーを表す際に「シングルオリジン」という言葉が使われるようになりました。もともとは、一種類の豆だけを使ったブレンドしていないコーヒーのことです。しかし現在では、産地を国よりも小さな地域や農園などに限定し、品種、栽培方法などにも厳しい条件を設けたストレートコーヒーのことを指すようになっています。コーヒー豆の個性をダイレクトに味わうことができるのが魅力です。
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